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ダンケルク


★★☆

イマイチだった。

ノーランは叙述とか伏線とか、視聴者を騙す巧みなトリックが一番の魅力で、それが嵌まった作品は映画そのものの出来もすごい良いんだけど、そういったトリックがない作品や脚本は正直ダメというか、良くて凡庸といったところ。
ダークナイトやインセプションが前者、マン・オブ・スティールやダークナイトライジングが後者。
ダンケルクは後者だった。

個々人の人間性ではなく戦争そのものを描いた映画――というアプローチは面白いとは思うけど、それが映画としての出来に繋がっていない。
あとCG嫌いのノーランは実際の戦闘機まで持ち出していて、空戦は盛り上がるのかと思いきや、CGを使わないせいでアングルが単調になっていて、空篇が一番退屈というね。
作者のこだわりが面白さに結び付いていない例。

そもそも陸海空の三ルートという違う場所・違う時系列で進む話なのに、それが全然活かせてない。
それぞれの物語が影響しあったり、ルートが合流するところが面白い筈なのに、それがない。なので盛り上がらない。
この手のクロスストーリーについては、いまだにゲームの428~閉鎖された渋谷で~を超える作品は見たことがないな。

あと個々人の感情を廃した純粋な戦争映画を目指したのに、一番面白いのは最も個人的な物語である陸篇であったのは皮肉だ。

この作品を“トンカツを注文したらトンカツしかでなかった”と評するサイトがあったが、より正確には“塩もレモンもソースもついてなかった”と付け加えたい。
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