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ねらわれた学園


★★★

なんかエロいってことがやけに取り沙汰されているけど、「きゃー、いやー」的な露骨なエロはほぼ皆無。
ヒラリとするスカートの動きとか、チラっと見える健康的な太ももにフェティッシュなエロティシズムを感じる人にはオススメ。

話としては真っ当で一直線な青春SF恋愛映画。
原作が眉村卓だからか、(ガジェットは現代的なのに)ちょっと昭和的というか、古き良き雰囲気がある。
細田版ときをかける少女的な。

ストレートに学園青春してるから、スタドラみたいなのが好きな人にもいいかも。
制作、サンライズだし。

映像面に関しては全く文句なし。
美術/背景はただ美しいだけじゃなく、どことない郷愁があって、それが学生という懐かしい時代の空気とリンクしている。
キャラクターはチョイ役の同級生ですら可愛いし、頬がよく赤くなるので濃い目のチーク好きの俺大歓喜であった。

あとヒロインの声がAKBの人(世間で言うまゆゆという人)なんだけど、演技的な違和感は全くない。
エンディング曲も歌ってるんだけど、こっちはAKBっつーかおにゃんこな感じ。
昭和的郷愁の香る映画の内容にピッタリだった。
ちなみにオープニング曲はsupercellで相変わらず素敵。

ただあえて瑕疵を挙げると、ヒロイン二人の心情描写に比べて、男連中が放って置かれてる感があること。
好きになって、忘れようとして、でも好きで――みたいな恋愛の葛藤がヒロイン側しか描写されてないので、後半の展開がちょっと唐突に思えなくもないかも、知れない。
学校生活の描写もやや少ないし、一クールアニメだったらもっと良かったんだろうなあ。

全体的に非常にクオリティの高い、青春SF恋愛映画だったんだけど、入場者特典のサイン入り色紙がイケメン転校生だったので☆マイナスとする。(理不尽)
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