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仮面ライダーアマゾンズ

★★★★

実はプライム会員だったことに最近気づいて(お試し期間後そのままにしてた模様)、せっかくだからシーズン1を一気見した。
ツイッターで見た「ディケイドも素通りする世界」ってパワーワードに惹かれたのもある。

いや、マジで面白かった。
555以来のダーク路線のライダーで、処刑BGMが流れたりしないし、必殺技とかないし(敢えて言うなら大切断っぽいことする)、玩具展開も全くない。大人向けライダーっつーか、これだとTV版はより子ども向け路線で行きそうだなぁ。

ストーリーはさすがの小林靖子。
腕輪やらモグラ獣人やらアマゾンオマージュをしながらも話は完璧にオリジナル。まあ、かなり東京喰種っぽいのはアレだけど。影響されてるのかな?
ラストなんてアルファに赫者フラグ立ってるし、オメガは隻眼の王フラグ立ってるし。
でも怪人も人間と変わらないってのは既に555がやってるから回帰と言える。555しかやってないけど。
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ひぐらしのなく頃に考

80年代以前生まれのオタクなら覚えているだろう。
2000年代――アダルトPCゲームはオタク文化の最先端だった。
そもそも90年代後半はシナリオ重視のアダルトゲームで多くの名作が生まれた時期だった。ToHeart。アトラク=ナクア。ファントムオブインフェルノ。ONE。……。
2000年代の作品の多くもその系譜に連なっている。中でもマイルストーンとなるのが、同人ゲームだった『月姫』である。
同人でありながら資料集を出すほどの膨大で練られた設定と、圧倒的な質と量のシナリオ。月姫はオタク史におけるターニングポイントの一つで、これ以降のムーブメントに多くの影響を与えている。
その一つは同人ゲームの活発化で、特にビジュアルノベルジャンルは雨後の筍のような賑わいだった。
次の月姫は誰だ――そんな期待と熱狂が満ちていたように思える。
そんな中に現れたのが「ひぐらしのなく頃に」だった。

同人ゲームでは珍しいホラーで、しかも正解率1%といううたい文句のミステリー。さらに一作二作プレイしても物語が完結しないため、プレイヤーはみんなで推理しあっていた。
謎編が四作。解決編が四作。コミケの度に販売していたので、完結まで実に四年である。
実際すごい作品ではあったのだが、一方で雛囃子編のワンシーンが2chでコピペされ揶揄の対象ともなっている。
これは何故か?
実際のところ、ひぐらしはキャラ絵は拙く、シナリオも上手くない(特に日常パートの過剰な漫画っぽさはやや冷めるものがある)。最初から絵もシナリオもプロ並みの月姫とは比べるべくもなかったのだ。(絵に関しては塗りにのみ問題があったが、こやまひろかず加入後の歌月十夜ではその点が完全にクリアされている)
ひぐらしが画期的だったのは物語そのものではなく、その外部――物語構造と謎の提示にあった。それがまた不幸にも繋がってしまってもいるのだが……。

結論から言ってしまうと、ひぐらしの幸とはミステリーであったこと。
コミケの度に作品が発表され確実に謎が解かれていくという販売形態と、Webでみんなが意見を出し合って推理するというネット時代が見事にマッチしていた。
一方でひぐらしの不幸は本格ミステリーと勘違いされたこと。
ひぐらしは島田荘司や綾辻行人のような本格ミステリーではない。(それはどちらかというと月姫だ)
その正体は竹本健司のようなアンチミステリー/メタフィクションである。
これは雛流し篇で顕著である。
おやしろ様という現実に干渉出来ない霊的存在は、選択肢のないこのゲームにおけるプレイヤーであり、ループ構造はいままでプレイしてきたゲームの来歴そのものである。
雛流し篇はバッドエンドで終わる。当然だ。なんの力もない子どもには、運命をどうすることも出来ない。雛流し篇こそは全ての謎が解決するエピソードであり、正しい完結篇なのだ。
しかしひぐらしはメタフィクションである。
プレイヤーが悲劇を望む限り、物語は悲劇に帰結する。
そんな結末が許せないというなら――。
なにがなんでもハッピーエンドで終わって欲しいと望むなら――。
そうした先にあるのが雛囃子篇なのだ。
このエピソードは荒唐無稽である。中学生が特殊部隊相手に格闘で倒したり、霊的存在であるおやしろ様が人間になっていたり。
全くもってファンタジー。失笑もののエピソード。だがそれで良い。どんなに荒唐無稽であろうともハッピーエンドになってほしい――それがプレイヤーの望みなのだから。
言ってしまえば雛囃子篇はファンディスクである。
いままでのミステリーやホラーといった体裁を全て台無しにする、幸せで楽しい駄作なのだ。
故に上記エピソードのみを抜き出して笑うのは、コース料理のデザートだけを食べて「こんなの料理じゃなくてデザートだ!」って吠えているようなものなのだと言える。

ちなみに作者はその後『うみねこのなく頃に』というゲームを製作。
アニメしか見ていないので細かいことは言えないが、より分かりやすくメタフィクションになっているのに、まだトリックがどーのと言われてて、つくづくミステリーにジャンル分けされた不幸が続いているなぁと思った。
プロフィール

左

Author:左
hideとマリリンマンソンとベクシンスキーと京極夏彦と金庸と今川泰宏と冲方丁と八房龍之介と高寺成紀と牙狼とガングレイヴ(アニメ)とマクロス7を神と崇めるサイト。(多神教)

bogiehouseアットmail.goo.ne.jp

< このHP(ブログ)はライアーソフト「 黄雷のガクトゥーン」のサポーターサイトです >

















































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